日本科学技術ジャーナリスト会議が、「科学ジャーナリスト塾」第14期の塾生の募集をしています。(2015年)10月20日(火)までですが、「20人で締め切ります」。
科学ジャーナリスト塾は、科学ジャーナリストを目指す人たちを育てる塾。2002年の秋、同会議に所属する有志ある科学ジャーナリストたちが開きました。一時期、運営母体が別団体に移りましたが、2013年の第12期から、ふたたび同会議が運営母体となり開催しています。
今期の塾では、「新聞社やテレビ局などで活躍した経験豊富な人たちが『話題提供』する現代的なテーマについて塾生とともに論議し考えるほか、書き方や取材の仕方などの『実践方法』を織り交ぜながら、計10回にわたって塾を展開します」ということです。
講師役となる話題提供者には、NHK解説委員の室山哲也さん、朝日新聞編集委員の高橋真理子さん、同じく朝日新聞編集委員の上田俊英さんのほか、読売新聞、毎日新聞、NHKなどの出身者が名を連ねます。塾長を、科学技術振興機構『サイエンスウィンドウ』編集長の佐藤年緒さんがつとめます。
具体的な内容として、「歴史を記録する 科学ジャーナリストのもう一つの役割」「記事/報告文の書き方」「南極観測隊で学んだ『国家とは』『国際協力とは』」「テレビ解説委員に学ぶ 聴く・話す・見せる」「地球温暖化問題をどう伝えるか」「現場でしか見えない原発被災 福島で伝えること」などがあがっています。
全10回の期間は、2015年10月21日(水)から2016年3月9日(水)までの約半年。原則として第1、第3水曜の19時から21時まで、東京・内幸町のプレスセンタービル内でおこなれます。
科学技術ジャーナリスト会議は「塾生自身も発信する訓練の機会を用意します。『体験を未来に生かす』テーマの下に意欲のある塾生の参加をお待ちしています」と応募をよびかけています。
詳しいお知らせは、日本科学技術ジャーナリスト会議のホームページに載っています。こちらです。
http://jastj.jp/tcsj