2013.03.31 Sunday
(2013年)4月20日(土)からは「MUSCIA 宇宙はなぜ美しい?」
プラネタリウム番組上映のお知らせです。
山梨県甲府市愛宕町の山梨県立科学館のプラネタリウムで、(2013年)4月20日(土)より「MUSCIA 宇宙はなぜ美しい?」という番組が上映されます。プロデューサーは同館天文担当主任学芸主事の高橋真理子さん、監督は映画監督の上坂浩光さん。監修を、物理学者の佐治晴夫さんと、サイエンスナビゲーターの桜井進さんがしています。
副題は「音楽と数学で宇宙を解き明かすサイエンスファンタジー」。宇宙は「ユニバース」(universe)とよばれます。「単一の」という意味の“uni-”と、「転回させる」という意味の“verse”が結びついたことば。古代の人は、宇宙というものに、統一のとれた調和的なものを感じとっていたのかもしれません。
統一の採れた調和的な宇宙は、いったいどのようにできているのでしょう。映画ではそのような深遠な謎を考える機会があたえられそうです。
同館は、「森のせせらぎや木漏れ日、夕暮れの空、満天の星……私たちは自然の情景を美しい、と思わずにはいられません。私たちの心を揺さぶるのは、宇宙を包み込み、また私たちの中にも共通する『根本原理』が何かあるからではないか? 宇宙や自然の美しさを、音楽と数学で読み解いていく、まったく新しいプラネタリウム番組です」と、番組を紹介しています。
監修の桜井進さんによると、封切り日の4月20日(土)には、舞台挨拶のような催しものもあるとのこと。
「MUSICA 宇宙はなぜ美しい?」の番組上映は、4月20日(土)から9月20日(金)まで。一時、上映されない期間があります。番組時間は26分で、上映は毎日16時から。費用は、入館料とのセット券で、大人800円、小中高校生320円。また幼児は入館料無料ですが、観覧費用は200円となります。
山梨県立博物館による案内はこちらです。