2012.02.29 Wednesday
「2月から3月」は「1月から2月」より6.5%短い
2012年の2月が終わり、3月がはじまります。
うるう年で1日多いものの、2月は29日分しかありません。ほかの月にくらべて1日から2日、短いことになります。
以前、このブログで「2月の影響を受けるのは3月」という記事がありました。毎月、決められた日にちに決められたことをするような仕事をもっている人には、2月の“つけ”が3月にやってくるという話です。
たとえば、毎月19日に、相手先にものを納品をすることが決まっている製造業では、2月19日から3月19日までの1か月間が、うるう年のない年では28日、うるう年の2012年では29日になります。1月19日から2月19日までの1か月間が31日あるので、3日または2日、短いことになるわけです。
1か月のサイクルが31日分ではなく、29日分になるということは、どういうことでしょうか。
31日分だったひとつきのサイクルが29日分になるということは、2月から3月にかけては6.5%、サイクルの時間が短くなることになります。
もし、おなじ量の仕事を2月から3月にかけてもこなすという場合は、6.5%、効率よく仕事をする必要が出てきそうです。
仮に2月から3月にかけてのひとつきも31日分あると想定して、1日が何時間になるかを計算すると、22時26分となります。6.5%短いということは、1日24時間換算にすると93.6分も短くなります。
もちろん、朝から翌朝までのサイクルで生活している人が多いので、1日を93.6分、切りつめて生活する人は多くはないでしょう。
しかし、2月から3月にかけて、うるう年のことし2012年でも6.5%、サイクルが短くなることに対して、労働者側の注意や雇用者側の配慮があってよいでしょう。