2006.08.31 Thursday
朋友、資格取得!
朋友のnnさんが米国公認会計士(USCPA)の資格を取りました。おめでとう!!
米国の試験だけに、受験場所はもちろん米国内。現地の人しか受けられない州もあるそうです。乗り込んで英語の試験に臨む日本人は、まさにアウェイ状態。ハワイで受験したnnさんの旅の記が、ブログ「nn的為USCPA和漢語的努力」に書かれています。観光目的とは違った目から見たハワイの様子もめずらしいもの。
試験科目は、Financial Accounting(財務会計)、Regulation (規制)、Business Environment & Concept(ビジネス環境・概念)、そして、Audit & Attestation(監査・証明業務)の4つ。すべてに合格すると、USCPAの資格が与えられます。
ブログでのUSCPA受験生のお祝いコメントからも、忙しい社会人が一発で合格を果たすことがどれだけ難しいかがよくわかります。nnさんは、ふだん職場に勤めながら、朝2時起きで勉強をつづけました。私がそろそろ寝なきゃなと思っている時刻です。「意思は石よりも固し」とはこのこと。
数年前、そんなnnさんに英語の勉強法の取材をしたことがあります。取材のときも今回のときも、nnさんの勉強には小さな「気づき」や「感動」があります。「ここで覚えたことが、どんなシチュエーションで使われるだろうか」と考えながら覚えていき、実際にそれが世の中で使われている場面に会ったときに、「実際でもこんなふうに使われてるんや」と気づいて感動するわけです。
けれど、そうした「気づき」や「感動」を意識的に勉強に取り込み続けることは簡単ではないはず。日常の出来事に、気づき感動をすること自体も才能なのでしょう。
誰かに物事を説明するときに、どうしたらわかりやすく伝わるかをいつも考えるnnさん。そこには「伝達」という営みの原点があります。nnさんのブログは、これからもUSCPA合格を目指す多くの人に読まれることでしょう。
「nn的為USCPA和漢語的努力」はこちら。
http://nn77.exblog.jp/