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ギネスビールの“からころ”を取りだす


日本のビールは、ごく限られた味の範囲のなかで各社が味に差をつけているといいます。海外で作られたビールを味わうと、たしかに味の幅が広いことが感じられますね。

たとえば、英国の「ギネスビール」。色が黒いビール、サッポロビールやキリンビールなどでも売っているものの、炭酸気のないのどごしは日本のビールにはありません。

酒屋などでギネスビールを買うと、なかに球が入っているのがわかります。これは、フローティング・ウィジェットとよばれる白い球。

缶を空けると、中の圧力が開放されて泡立ちを起こします。この泡立ちに、この白い球が一役買っているのだそう。ギネスビールの泡は、ほかのビールの泡と明らかにちがいますね。



飲んだあと、白い球を取り出してみました。ライチの果実そっくりです。

二つの器状の半透明プラスチックをくっつけて球にしています。カッターナイフで半分に割ってみると、中は空洞。プラスチックの厚さは1ミリほどでした。

日本では「飲みもののなかに球」といえば、ラムネが思い出されますね。細ながい硝子容器のなかに硝子玉が入っています。

ラムネの硝子玉の用途は栓をするというもの。糖液を瓶に注入し、その後、瓶に炭酸水を一気に注入します。炭酸水が瓶いっぱいになったら、瓶を逆さにします。

ビー玉が炭酸ガスの圧力で口にくっついてこれで栓になるのだそう。

ギネスビールもラムネも、飲むたびにからころ。清涼感が増す音です。
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