科学技術のアネクドート

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国会図書館のカレーライス――カレーまみれのアネクドート(3)


国会図書館で資料収集をしていると、“微妙な待ち時間”が生まれます。請求した本を待つ時間、雑誌を待つ時間、依頼した複写を待つ時間…。

昼どきは、待ち時間つぶしに本館6階の食堂へ。もちろん全国の食堂の定番、カレーライスも食べることができます。

固形のルーを溶かし、玉葱、豚肉を入れた正統的ライスカレーといった感じのカレーライスです(写真は大盛り)。福神漬けは厨房の人が盛ってくれます。サラダ付き。

カレーの味もきわめて普通。刺激は強くなく、かといってカレーの辛さがないわけでもなく、「食堂のライスカレー」を地で行くようなカレー。

6階からの眺めがなかなかのもの。図書館のすぐ間近には社民党の建てものがあり、看板が見えます。また遠くには丸の内のビル群の風景も。

食堂内の「指定席」も見逃せません。奥に置かれたテーブル1台は、国会議員が利用するための「議員席」。



テーブルも椅子も、置かれている調味料も、他の椅子とまったく変わりありません。「議員席」と指定されているのみ。

この議員席は、国会図書館の存在理由を示す象徴的存在と考えることができます。国立国会図書館が存在する第一義は、国会議員の調査研究のため。国会の委員会での質問などのための情報収集の場というわけです。

国会議員だってお腹はすくでしょう。けれども「国会議員の調査研究」は建て前になっているようです。政策秘書ならともかく、国会議員みずからが図書館におもむいて、資料の到着待ちをするといった姿はあまり想像できません。

カレーライスを食べに食堂に行くたび目にする空席の議員席。この席を使ったことのある先生はいるのでしょうか。まあ、麻生さんや鳩山さんがカレー食べながら雑談でもしていたら驚くけれど。
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