科学技術のアネクドート

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ハウス「ジャワカレー」スパイシーブレンド――カレーまみれのアネクドート(135)
これまでの「カレーまみれのアネクドート」はこちら。



スーパーマーケットなどの店には、「辛口」のさらに上を行く辛さのカレールゥ商品が目だつようになりました。

S&B「ゴールデンカレー」の「辛いが旨いバリ辛」と双璧をなしているのが、ハウス食品「ジャワカレー」の「スパイシーブレンド」です。名前からすると「ジャワとバリ辛」が地名つながりで結びついてしまいそうですが……。

ジャワカレー・スパイシーブレンドが発売されたのは1998年。じつは20世紀から売られていた歴史がそれなりにあるカレールゥです。ただし、発売当時の辛さの度合を示す「辛味順位」は「5」。これは、ジャワカレーの「辛口」とおなじです。

その後、2002年に改良されたあと、2017年に装い新たに発売されたスパイシーブレンドでは、辛味順位が「6」に。これまでの最上位と考えられていた「5」を突きぬけました。

ジャワカレーの辛口にくらべると、やはりスパイシーブレンドのほうが辛くなっています。ルゥとはべつに、香辛料を混合させたガラムマサラも「仕上げ用」としてついています。

しかし、あくまで「5」か「6」かのちがいです。街のカレー店で「辛さ最高」が通常の100倍となるのとちがって、群を抜いた辛さになるわけではありません。「5」から「6」への辛さの上がりかたは穏やかです。

ハウスは、ジャワカレーの特徴を、甘口からスパイシーブレンドまで通じて「口に広がる香辛料の爽快な香りと辛さ、ローストオニオンの深いコクが特徴の、スパイシーで深みのあるカレーが味わえます」とうたっています。とりわけ、スパイシーカレーには、この説明が当たるのではないでしょうか。コク、つまりこくて深みのあるうま味がありながら、おなじく深みのある辛さがそこに調和しています。

カレーの味を追究する飽くなき姿勢は、カレー店もカレールゥ製造業もおなじです。定番のカレールゥを売り、多くの消費者の期待に応えようとする企業のありかたが、スパイシーブレンドの風味にも映えています。

ハウス食品の「ジャワカレー スパイシーブレンド」の紹介はこちらです。
https://housefoods.jp/products/catalog/cd_1,087594,curry,roux,java.html

参考資料
ハウス食品「『ジャワカレー』の歴史」
https://housefoods.jp/products/special/java/history/index.html
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