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自分のいる場所の雨降りを自分で判断


梅雨どきの天気では、雨が多くなりがちです。しかし、一日じゅう雨が降りつづくということはあまりなく、降らない時間帯もあります。

天気予報などでは、3時間ごとの天気の予報が示されます。とはいえ、より細かく雨が降りそうかどうかの予報を得たいという人も多くいます。「いまから1時間、外で走っても雨に濡れないだろうか」とか「傘なしでも買いものに行けるだろうか」とか。

放送番組などでは気象予報士が予報するためか、大々的なおすすめはされていないようですが、こうしたより自分に身近な天気予報を得るのに最適なのは「雨雲レーダー」ではないでしょうか。

たとえば、「Yahoo! 天気・災害」のサイトには「雨雲レーダー」のページがあります。拡大や縮小のできる日本地図上に、現在の雨雲の分布が「降水量」の色分けもともなって示されます。しかも、1時間前から現在まで、また現在から1時間後までの雨雲の分布を、5分ごとに動かしていくことができます。

これを使えば、自分がいる場所に雨雲が近づいているのか、その雨雲はどのくらい強さかといった情報と予報を得ることができます。

ある人は、過去に「雨雲レーダー」でとても助かった経験をつぎのように話します。

「旅先で旅館から出発しようとしたら、にわか雨に降られました。傘はもっていません。そこで、雨雲レーダーで雨雲の動きを調べたら、ほんの10分後には赤い領域が遠ざかっていくことがわかりました。でも30分後にはまた赤い領域が近づいてくる。それで10分経つと、ほんとうに雨は小ぶりに。ちょうど雨と雨の合間をぬって、近くの駅まで濡れずに着くことができました」

放送番組などの天気予報は不特定多数の人たちに向けたものなので、細かく伝えることにはかぎりがあります。いっぽう「雨雲レーダー」の情報は、自分の知りたい場所に焦点を絞って、雨が降りそうか、降るならどのくらい降りそうかを調べることができます。そして、その判断も自分自身ですることになるので、使い手にとって能動的な情報といえるでしょう。

「雨雲レーダー」の各種ウェブサイトはこちらです。

Yahoo! 天気・災害「雨雲レーダー」
https://weather.yahoo.co.jp/weather/zoomradar/
日本気象協会「雨雲レーダー」
https://tenki.jp/radar/
ウェザーニュース「全国の雨雲レーダー」
https://weathernews.jp/onebox/radar/
気象庁「雨雲の動き(高解像度降水ナウキャスト)」
https://www.jma.go.jp/jp/highresorad/
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