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観光と交通は関わりあいうる


観光と交通には相関関係にある、つまりおたがいが影響を及ぼしあう関係にあるとされます。

たとえば、鉄道や道路が新たに敷かれるなどして、その場に行くのに時間がかからなくなったら、その場は人びとにとって行きやすいところとなります。観光地はより賑わうことでしょう。ただし、あまりに行きやすくなると、宿に泊まって過ごすという人は減ってしまうおそれもありますが。

逆に、鉄道が廃線してしまったり、災害などで不通区間になってしまったりして、その場が行きづらいところになると、通常は観光地としても廃れるおそれをもつことになります。その土地の鉄道に乗ったり、道路を走ったりすることが観光目的のひとつになっていればなおさらです。

観光地が変わることが交通のあり方を変えるという場合もあります。たとえば、大規模なテーマーパークがつくられれば、新駅ができたり、そこに行くための手段として鉄道や新交通などがつくられることもあります。

逆に、観光地がテーマパークの閉鎖などにより廃れてしまうと、鉄道の運行本数が減ったり、各駅停車しか止まらない駅になってしまったりといったことも考えられます。

このように、多くの場合、観光と交通は密接に関わりあうという側面をもっていることでしょう。

とはいえ、かならずしも影響を及ぼしあう関係にならないという場合もあるようです。たとえば、車や鉄道・バスなどで行きづらくても、個性的で魅力的な観光地とあれば、人がわざわざ訪れるような場であれば、観光は交通に影響をあたえません。

その観光地に対して、交通がどのくらい深く関わっているか。この関わりかたを知っておくのも、観光地のことを考えるうえでの興のひとつとなります。

参考資料
国土交通省「観光と交通との相関関係」
https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/soukou/ppg/ppg9/kankou.pdf
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