科学技術のアネクドート

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「あ・ら・もーど」のカレーパン――カレーまみれのアネクドート(123)
これまでの「カレーまみれのアネクドート」はこちら。



カレーパンは、カレーを入れたパン生地を油で揚げた、日本で発祥したパンです。東京・森下の「カトレア」というパン屋を営む中田豊治が1927(昭和2)年、実用新案の登録をしたことをもって「誕生」したという説が有力です。

パンの種類としてカレーパンが「あたりまえ」となったいまでは、各パン店で「ご当地」だからこその特色をもたせたカレーパンを売りだすようになっています。

東京・秋川のパン店「あ・ら・もーど」では、「秋川牛カレーパン」とよぶカレーパンを店の看板商品に掲げています。店の前にはためく「秋川牛カレーパン」という旗に誘われて店に入る人もいるのでは……。

「あきる野・檜原タウン情報」というサイトによると、秋川牛とは、仔牛を岩手県の水稲地区より買いつけし、あきる野市の竹内牧場で育てた東京都産の高級和牛とのこと。和牛には、強いブランド力があります。

「あ・ら・もーど」は、この秋川牛をとり扱う、あきる野市内の村松商店から仕入れた牛肉を使い、カレーパンをつくっているとのこと。店のサイトには「野菜とフルーツを炒めるときにも、炒めた野菜とフルーツを煮るときにも秋川牛を使うなど、秋川牛を随所で使っています」とあり、肉の具材以外でも、この秋川牛を使っていることがわかります。

実際のカレーパンでは、価格設定もほかの店のカレーパンとあまり変わらず、牛肉が使われているかどうかはわかりづらいものの、こんがりと揚げられた衣を破ると、具材も豊富なカレーが詰まっていることがわかります。歯ざわりの中で若干の牛肉の存在を感じる人もいるのではないでしょうか。

カレーパンが日本における「外からやってきた定番料理」のひとつとなったいま、パン店では、いかにほかの店とのちがいを生みだすかが課題なのでしょう。「その場所ならではのご当地カレーパン」は、その答のひとつといえます。

「あ・ら・もーど」のカレーパン紹介ページはこちらです。
http://alamode-pan.com/curry.html
同店の食べログ情報はこちら。
https://tabelog.com/tokyo/A1330/A133001/13121599/

参考資料
あ・ら・もーど「自慢のカレーパン」
http://alamode-pan.com/curry.html
あきる野・檜原タウン情報「村松精肉店」
http://akiruno.town-info.com/units/36232/matushin/
日本テレビ「秋川牛」
http://www.ntv.co.jp/burari/090801/info05.html
西の風 2019年2月7日付「秋川牛カレーパンの店 『あ・ら・もーど』が20周年」
https://nishi-no-kaze.home.blog/2019/02/07/秋川牛カレーパンの店-「あ・ら・もーど」が20周/
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