科学技術のアネクドート

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「辛口Lab.」のA(アディクト)カレー――カレーまみれのアネクドート(119)
これまでの「カレーまみれのアネクドート」はこちら。



大阪には「辛口料理ハチ」という店のカレーを源流とする系譜があるといいます。同店はかつて天神橋2丁目にあり、店名にもあるように「辛口」を売りにしていましたが、2012年4月に閉店。切りもりしていた「おばちゃん」の体調不良によるとされます。その後、同店ファンが「辛口料理スズメバチ」という店を開いたものの、2017年5月に倒産するなどしています。

しかし「ハチ」のミームは根づよいもののよう。2015年12月には、新大阪駅の東側、東中島の地に「辛口Lab.」が開店しました。やはり「辛口」の2文字が店名につけられています。空中店舗のチェーン店がやたらと多い新大阪界隈ながら、同店は路面店。かつ個人営業の雰囲気が漂います。

基本となるカレーの献立は2種類。「大辛」の「A(アディクト)カレー」と、「中辛」の「B(ベスト)カレー」。注文すると、鍋にソースをつくりおきしているため、ほどなくして出てきます。これらに「ジャガ」「なす」「トンカツ」などの具をのせることもできます。また、食卓に置かれている添えものは、たまねぎの漬物とにんじんの漬物。

Aカレーの「アディクト(addict)」とは、「病みつきな人」といった意味。「衝撃的な辛さと旨さが病みつき」といった意味が込められているようです。

ライスの頂からカレーソースがまんべんなくかかっています。目に見える具材は角切りの牛肉。店の看板には「じっくり柔らかく炊いた味噌仕立て」とあります。

カレーソースの味は、たしかに辛口です。その辛さは、ソースと舌が触れた瞬間だけほんのり甘さがあり、その後は直接的な辛さが舌を刺しつづける、といったもの。2口目以降もこの感覚がくりかえされます。何種類かの香辛料を使っているのでしょう、チェーン店やカレー商品にはない、手づくりの風味がします。

同店も「辛口料理ハチ」を強く意識しているにちがいありません。

「辛口Lab.」の食べログサイトはこちらです。
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270301/27089740/

参考資料
かれおた curry maniacx 2017年5月3日付「『辛口Lab. 新大阪』〜スズメバチの系譜?? 東中島に隠れし激辛カレー店☆〜」
http://kareota.com/archives/16649
不景気.com 2017年6月8日付「大阪のカレー店『辛口料理ハチ』に破産決定、負債3億円」
https://www.fukeiki.com/2017/06/karakuchi-hachi.html
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