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スマートフォンの画面を白黒に


スマートフォンなどの端末装置には説明書があります。製品に梱包されているわけではなく、インターネット上で見ることができます。しかし、それも簡易なもので、たいてい使いかたの情報はスマートフォンそのもので見るか、インターネットで見るかといったことになります。

iPhoneやAndroidスマートフォンには、「白黒画面」にする機能があります。

たとえば、iPhoneでは、「設定」「一般」「アクセシビリティ」と進み、「ショートカット」の操作画面で「カラーフィルタ」にチェックを入れます。これによりホームボタンを3回つづけざまに押すと、カラー画面が白黒画面に、また白黒画面がカラー画面に切りかわります。

または、「設定」「一般」「アクセシビリティ」「ディスプレイ調整」と進み「カラーフィルタ」をオンにし、「グレイスケール」にチェックを入れます。これによっても画面は白黒になり、ホームボタンを3回つづけざまに押すことで、カラー画面とモノクロ画面を行き来できます。

「アクセシビリティ」の説明には「色覚異常のユーザが色を識別するのに使用可能で、ディスプレ上でテキストを読むのが難しいユーザの助けになります」とあります。「グレイスケール」は1色覚とよばれる完全な色盲の方に向けた機能のよう。ほかに「赤/緑フィルタ」「緑/赤フィルタ」「青/黄フィルタ」などを選ぶこともできます。

白黒画面は、おもに色覚異常の方に向けられた機能ですが、健常者が使うことにも利点があるといわれています。

それは、スマートフォンを1日に何度も、あるいは常に使っている「依存者」にとって、白黒画面はスマートフォンの操作頻度を減らすため、依存から抜けだせるというものです。

使い勝手としては、色がないため、インターネットで、既読のハイパーリンクであることを意味する紫色の文字が判別できないといった難点はあります。しかし、使い慣れれば、さほど不便ではなさそう。まぁ不便を感じなくなってしまうと、グレースケールでもスマートフォンをどんどん使って、やはり依存的になってしまうわけですが……。

街で人びとが白黒画面のスマートフォンを使っている場面を見かけることはめったにありません。あまり知られていないからか、それとも、スマートフォン依存をどうにかしたいという人が少ないからか……。

なお、白黒画面にすると電力消費量がすくなくなり、充電が長もちするという話もありますが、その効果の検証はなかなか見られません。ただし、有機エレクトロルミネッセンスディスプレイのスマートフォンでは「ウルトラ省電力モード」にすると、画面が白黒になるようです。

参考資料
ライフハッカー 2015年9月17日付「さようなら、スマホのバッテリー残量を気にする日々。現代人なら知っておきたいスマホバッテリー・サバイバル術」
https://www.lifehacker.jp/2015/09/150917_galaxyS6_battery.html
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