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「歩くスマホにご注意を」


写真作者:GEEK KAZU

自分のスマートフォンを壊してしまった経験のある人も多いのではないでしょうか。2017年にオークネット総合研究所がおこなった調査では、もっているスマートフォンなどの通信端末について、69パーセントの人が、過去2年間に、破損、故障、不具合があったと答えたといいます。

さらに、破損、故障、不具合の状況として多かったのは、「ディスプレイ(ガラス部分)が割れた」の30.7パーセント、「フリーズした」の26.3パーセント、「電池の減りが著しく早くなった」の21パーセントだったということです。

「フリーズした」にはおもに電子的な問題が、また「電池の減りが著しく早くなった」にはおもに化学的な問題があるのでしょう。いっぽう「ディスプレイが割れた」というのはほぼ物理的な問題によるものといえます。

では、「ディスプレイが割れた」という破損は、どのような経緯で生じるものでしょうか。

この調査では、そこまでの回答はありませんが、たいていは「手がすべって床に落ちてしまった」とか「胸ポケットに入れたままかがんで地面に落ちてしまった」とかいったものではないでしょうか。

しかし、スマートフォンが壊れてしまった経験をもつ、ある人物は「スマホがひとりでに歩いていき、床に落ちた」と証言します。

「風呂に入るとき、いつもスマートフォンを洗面台に置いて、ユーチューブで音楽を聞いているんです。ある日もいつものようにそうして、音楽をかけっぱなしにしながらシャワーを浴びていました」

「すると、すぐ近くで“がたん”という音が聞こえてきました。あれ、と思って見てみると、スマートフォンが床に落ちて、画面が割れてしまっていました」

この人はとりあえず、スマートフォンの電源ボタンを押したそうです。すると画面には「着信履歴」の文字が……。

「洗面台はちょっと斜めになっています。そこにスマートフォンを置いていたところ、電話がかかってきて、スマートフォンが震えだしたのでしょう。ブルブルブル、ブルブルブルと、震えながらスマートフォンはみずから台の端のほうへ向かっていき、そして床へと落ちてしまった……」

この人は「『歩きスマホはやめましょう』とはよくいうけれど、『歩くスマホにもご注意を』と、みなさんには言いたいですね」と言っています。

参考資料
IT media Mobile 2018年1月11日付「携帯電話の故障原因1位は『ディスプレイの破損』 4割が修理せず」
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1801/10/news143.html

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