科学技術のアネクドート

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「ラッフルズカリー」のマトンカリー――カレーまみれのアネクドート(114)
これまでの「カレーまみれのアネクドート」はこちら。



ひとえに「インドカレー」といっても、作る人のインドカレー観も、食べる人のインドカレー観もさまざま。よって多種多様なインドカレーが存在します。これがカレーの奥深さにもなるのでしょう。

ツイッターで「日本人向けに食べ易くしたインドカレーです」と自己紹介している店があります。東京・台東にある「ラッフルズカリー」というカレー専門店です。

JR御徒町駅から春日通りを徒歩3分。地下鉄の仲御徒町駅や、新御徒町駅はもっと近く、便利なところにあります。近くには「サカエヤ」「ラホール」「CoCo壱番屋」といったカレー店もあり、結構な競争区のもよう。

かわいいゾウさんの描かれた橙色の看板が目印。店のなかは、カウンターの長い食卓に椅子が並ぶのみ。奥の暖簾や瓶詰めされた香辛料などからはインドらしさを感じます。しかし、大滝詠一の『A LONG VACATION』のアルバムが飾られていたり、TBSラジオが流れていたりと、「日本の店」の要素も多め。店員は日本人だし、おそらく大半の客も日本人でしょう。

献立から、正規のカレーだけでも「チキンカリー」「野菜たっぷりカリー」「キーマカリー」「マトンカリー」「クリームチキンカリー」が常備されているのがわかります。さらに、「チキン」と「野菜たっぷり」を半分ずつにした「野菜チキンカリー」などの、「野菜たっぷり」とのくみあわせも選べます。

多くのカレーが揃うなか、献立に唐辛子の印がもっとも多くついているのが「マトンカリー」。「たっぷりのスパイスでじっくりマトンをにこみました」とあります。

ライスの皿とカレーの器はべつべつ。ステンレス製のカトリでなく、白い陶器を使うあたりも「日本の店」感を高めます。日本の店なのだから当然ですが。

カレーソースのなかに見える具はマトンの肉み。野菜などはソースと化しているよう。肉はフォークでかんたんにほぐすことができます。口に入れれば、カレーにまみれながらもたしかなマトンの味がします。

カレーソースのほうは献立の説明どおり、香辛料がたっぷりと使われているもよう。クミンなどの基本的な香辛料が均衡よく使われているもよう。とりわけ辛くはないものの、香辛料や野菜などで調和のとれた味が、舌や鼻に実直に伝わってきます。

「日本人の店の人が、日本人の客のためにつくるインドカレー」を地でいくようなカレー屋とカレーです。

「ラッフルズカリー」の食べログ情報はこちら。
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13033116/

参考資料
ヤバイカレー屋さん twitter
https://twitter.com/raffles_curry06
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