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「また来年!」と聞きまちがえる

写真作者:The Joneses

「聞きまちがい」というのはありうるものです。人の口の開きかたはいつも一定ではありません。また、聞く側の人にとっても耳への音の届きかたは安定しているわけではありません。さらに、そこに雑音が入ったりすれば、聞きまちがいの可能性は高まります。

夏場、街なかで、こんな対話がくりひろげられていました。AさんとBさんは仕事上の同僚関係のようです。

Aさん「お疲れさまでした」
Bさん「お疲れさまでした。それじゃあ、またライ(フニャフニャ)」

すると、Aさんが、びっくりしたような表情で、Bさんのもとに近づいていきます。

Aさん「え! また来年ですって。どういうこと!」
Bさん「あ、いえいえ。『来年』じゃなく『LINEで』と言ったんですよ!」
Aさん「ああ、なーんだ」

Bさんが、わかれ際に、まだ夏なのに「じゃあ、また来年!」と言えば、それを聞いたAさんは当然「え、つぎに会うのは来年なの……。明日じゃないの……」と感じることでしょう。

Bさんは、実際は「それじゃあ、またLINEで!」と言ったつもりだったのでした。

とりわけ、話すことばの最後のほうは、聞きまちがいを生じさせやすいもの。語尾まではっきりと言い切ると、はっきりしすぎて高圧的に思われるため、自然とそれを避けるのでしょう。

逆の聞きまちがいもありえます。年末に「じゃあ、また来年!」とDさんが言ったのを、Cさんが「じゃあ、またLINEで!」と聞きまちがえる。こちらもこちらで、Cさんにとっては届くはずのLINEがいつまでも届かないことになるので、聞きまちがいの影響はありそうですが……。
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