科学技術のアネクドート

<< 全体として「多様性があること」には利がありそう | main | 子どもたちの学習、「問題解き」から「問題解決」へ >>
「福島原発事故再検証委員会」が、原発事故調査委員会の元委員長らにインタビュー



日本科学技術ジャーナリスト会議の会員有志9人からなる「福島原発事故再検証委員会」は(2018年)6月26日(火)「3つの原発事故調・元委員長らにインタビュー」という特集ページを開設しました。

福島原発事故再検証委員会は、2011年3月に発生し、その後もさまざまな影響をあたえた東京電力福島第一原子力発電所事故をめぐり、残された問題点や、社会のありかたなどを再検証するため、科学ジャーナリストらで構成される同会議の会員有志たちが発足したもの。

特集の題にある「3つの原発事故調」の「元委員長」とは、政府が立ちあげた「東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会」の委員長だった畑村洋太郎さん、「国会東京電力福島原子力発電所事故調査委員会」の委員長だった黒川清さん、民間人からなる「福島原発事故独立検証委員会」の委員長だった船橋洋一さん。

この3人にインタビューしたときの動画と、インタビューをもとに文と写真で表した記事などが掲載されています。なお、東京電力の「福島原子力事故調査委員会」にも取材を依頼したものの、協力を得られたなかったとのこと。

日本科学技術ジャーナリスト会議の会員有志たちが「福島原発事故再検証委員会」を立ちあげた背景には、事故の風化や事故後に原子力発電所の再稼働が相つぐ現状への危機意識があったようです。代表者は「これでよいのだろうか? もし、再び 重大原発事故を起こしたら、私たち科学ジャーナリストは2度過ちを犯すことになる。その危機感から有志を募って『福島原発事故再検証委員会』を立ち上げた」と述べています。

特集ページでは、ほかに福島原発事故独立検証委員会で、住民避難などについて追跡調査を担当した北澤桂さんへの取材記事「放置された病院 調査で明らかに」や、国会東京電力福島原子力発電所事故調査委員会の報告書の内容を伝えるためのプロジェクト「わかりやすいプロジェクト国会事故調編」の紹介記事、また各メンバーのインタビューをしおえての感想などもあります。

日本科学技術ジャーナリスト会議の会員有志による福島原発事故再検証委員会が発信した「3つの原発事故調・元委員長らにインタビュー」はこちらです。
https://jastj.jp/valid/valid_06/top/

| - | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0)
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://sci-tech.jugem.jp/trackback/4648
トラックバック
CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>
SPONSORED LINKS
RECOMMEND
フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで
フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで (JUGEMレビュー »)
サイモン シン, Simon Singh, 青木 薫
数学の大難問「フェルマーの最終定理」が世に出されてから解決にいたるまでの350年。数々の数学者の激闘を追ったノンフィクション。
SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
  • アナウンサーも日常的に「やつ」
    ★ (08/03)
  • “遅れて来た”日産自動車、“満を持して”リーフ
    うぼで (06/13)
RECENT TRACKBACK
amazon.co.jp
Billboard by Google
モバイル
qrcode
PROFILE