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『Rikejo』から「不思議な量子の世界へようこそ!」


理系進学をめざす高校生の女子などを応援する講談社の会員誌『Rikejo』の第50号が、この(2019年)4月下旬に発行されました。

『Rikejo』は会員登録した人に紙媒体として配られてきましたが、それとともに会員登録しない人も講談社のデジタル版サービス「codigi」で手つづきすれば見ることができます。メールアドレスの記入やパスワードの設定をして、第50号のコード「r450 91nz vpy7」を入力することで、紙での誌面とまったくおなじ内容を、全編にわたり見ることができます。

科学特集「リケジョサイエンス」では、「不思議な量子の世界へようこそ!」という特集が組まれています。量子とは「連続的でなく、ある単位量の整数倍に限られる値(とびとびの値)で表される、物理量の最小単位」のこと。物理学の分野では20世紀のはじめごろから、この量子についての研究がおこなわれてきました。そして、研究が進むにつれ、量子の寸法の物理世界では、人が日々送っている生活の感覚からは受けいれがたいような現象が起きる、または起きうることが、つぎつぎとわかってきました。

特集では、はじめに「量子力学『驚き』の効果、現象、理論」という記事で、不思議な量子のふるまいの数々を紹介します。粒子が壁を通りぬけてしまう「トンネル効果」や、観測のたびに見られた世界と見られなかった世界が分かれていくとする「多世界解釈」などなどです。

つぎに「量子力学の研究はいまも進歩中」という記事では、量子力学の現象として知られる「粒子と波動の二重性」をめぐる研究の歩みを、アイザック・ニュートンの時代から現代までたどっています。「二重スリットの実験」や「新しい二重スリットの実験」といった研究方法やその成果を紹介しています。

そして「量子テレポーテーションと量子計算」という記事では、東京大学の古澤明教授が進めている、量子テレポーテーションという現象を応用した超効率的な計算方法のしくみやすごさを伝えています。

紙媒体の『Rikejo』とおなじ内容のデジタル版は、「codigi」の会員登録をして、コード番号を入力することで見ることができます。デジタル版を読むための方法について、詳しくは「リケジョ」のウェブサイトの記事をご覧ください。
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