科学技術のアネクドート

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「カラクサカレー」の黒カレーライス――カレーまみれのアネクドート(102)


碁盤の目のように小路が走る京都の街では、歩いているとカレーの香りが漂ってくることがあります。道幅が狭く、かつ建てものがすき間なく並んでいるところでは、カレーの匂い成分も散らばりにくいのでしょうか……。

四条通りから南に下ったところ、東西に走る綾小路通りを歩いていると、やはりカレーの香りが漂ってくるところがあります。そこは神明町。「カラクサカレー」の前です。

店を入ると奥にとても長いかまえです。細長の食卓に越高のいすが7脚。食卓の向かいには細長の厨房。店主と弟子の店員2人が、精魂込めるようにカレーをつくっては出しています。

この店のカレーはおもに「黒」と「赤」に分かれます。黒は、煮込んだ牛肉が入っているカレー。赤は、わりと大きめの鶏肉が入っているカレーです。

写真は「黒 カレーライス」。まず基本として明るい色のカレーソースがよそわれ、その上から黒いソースがかかっています。そして、その内側に黒いカレーソースのなかに牛肉が。さらに、ふた筋の白いソースがかかっていて、品の高さを漂わせています。

店の献立表によると、基本にある明るい色のカレーソースは「香りのルー」から、また内側の黒い、あるいは赤いソースのほうは「旨味のルー」からのものということです。「ハーフ・アンド・ハーフ」といった献立はカレー店でも見かけますが、「外側と内側」でソースを供しているカレーはめずらしいのではないでしょうか。

外側のカレーも内側のカレーも、飛びぬけて辛いわけではなく、やはり品のよさのようなものが漂います。それは京都にいるからでしょうか。

なお、外側のソースの内側に、「黒」と「赤」を隣どうしで入れた「赤黒ハーフ&ハーフ」という献立もあります。京都を旅している人にとっては「黒」も「赤」も一度に食べてしまいたい。そんな人たちのことを慮っているのでしょうか。

「カラクサカレー」の食べログ情報はこちらです。
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26025396/
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