科学技術のアネクドート

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「くらすわ」の信州十四豚カレー――カレーまみれのアネクドート(97)


カレーには、どんな趣きの店でも、「当店のカレー」として供することのできる順応力があります。インドカレー店のカレーは、金属の小皿に盛られてインドカレーっぽさを出しますし、蕎麦屋のカレーは小麦粉が多めに使われていて蕎麦屋のカレー然としています。

上品さを漂わせるレストランにも、趣きに合ったカレーが献立のひとつとして用意されているもの。

長野県諏訪市湖岸通りにある商業施設「くらすわ」にあるレストランで、11時から14時までの昼の献立として出される「信州十四豚カレー」も、上品なカレーの典型といえそうです。

この商業施設は、「養命酒」をつくる養命酒製造が運営するもの。ホームページによると「信州における本当に美味しいもの、からだにいいもの、生活に潤いを提供するものを積極的に商品化」することを施設全体の通念としています。

カレーの名にある「信州十四豚」は、同社がプロデュースした長野県産の豚。これで「シンシュウジューシーポーク」とよぶそう。ストレスを極力排除した環境で、抗生物質をできるだけ使わず育てたといいます。

昼の時間帯は、独自のソースや「野菜のしゃぶしゃぶ」なども用意されたサラダバーとともに。このサラダバーの存在もレストランの品を高めます。

肝心の「信州十四豚カレー」はというと、少量のライスを囲むようにルゥがよそわれ、そのルゥに信州十四豚が。ルゥには白いソースが線状にかけられています。

豚肉の量は、これも「上品」といえるほどの微量。むしろ、視線が行きがちなのは、ライスの上に載った野菜たち。野沢菜漬けの緑色、にんじんの酢漬けの紅色、そして柴漬けの紫色が、白いライスの上で目立ちます。

当然ながらカレーの味のほうも強すぎることはなく、ほどよい辛さでまとめられています。ルーのなかの豚肉は、自然に食べていくなかで自然にスプーンに掬われて口のなかへ……。

瀟洒な建てものに入るレストランには、香辛料をふんだんに使った激辛のカレーや、具だくさんのどか盛りカレーはにあいません。「信州十四豚のカレー」は、まさに品格を漂わせるレストランが供するにふさわしいカレーなのでした。

「くらすわ」のランチメニューに「信州十四豚カレー」や「信州十四豚」の紹介があります。こちらです。
http://www.clasuwa.jp/restaurant/lunch/
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