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「MON」のモンカレー辛口――カレーまみれのアネクドート(94)


千葉の房総半島を走るJR線のダイヤグラムは、都心のにくらべて疎です。そのため終点・始発の駅では、つぎの電車が出るまで、30分や40分は待ちぼうけとなります。

そのくらいの時間の過ごしかたといえば、駅前ロータリーを散歩するくらいなもの。あるいは、昼時では喫茶店でカレーかなにか食べて暇をつぶすくらいなものです。

どの電車に乗ってもかならず降りることになる館山駅の東口には、「モン」という高い天井の喫茶店があります。地方都市の喫茶店としては大きめ。創業は1977年といいますから、40年も駅の乗りかえ客などを待ちうけてきたのでしょう。

力を入れているのが、カレーライスです。生たまご入り、目玉焼き入り、ハンバーグ入り、カツ入りなどがあるなかで、もっとも基本的なのは「モンカレー」。中からと辛口が選べます。

辛口のほうのルゥの褐色度は、中辛のより1段、いえ2段階ほど高くなっています。具は小さな肉片が入っているくらい。乗りかえのあいだの腹ごしらえであれば、このくらいでもよいのでしょう。

ルゥの味は、辛口だけあって、かなり辛めです。欧風カレーのルゥに近いものの、香辛料の風味とコクがともに高く、「甘くて辛い」と「直接的に辛い」の中間どころといった味わいです。

コーヒーとの相性も合っています。カレーの合間に熱いコーヒーを飲むと、コーヒーの香ばしさが引きたちます。そして、熱いコーヒを飲んでから再びカレーを食べると、ルゥの辛さが引きたちます。

都会よりも店の運営費は安いのでしょうが、人もすくないため集客はきっとたいへんでしょう。しかし、「モンカレー」は初めて駅前で時間をつぶす人の心をつかみます。そして、二度目に駅前で時間をつぶす人にその存在を思い出させます。40年もつづく店には、売りとなる料理がきっとあるのでしょう。

MONの食べログ情報はこちらです。
https://tabelog.com/chiba/A1207/A120704/12013355/
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