科学技術のアネクドート

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「サヴォイ」のビーフカレー――カレーまみれのアネクドート(93)


神戸市中央区の、JR三宮駅と元町駅にかけての線路のまわりには、こじんまりとした店が寄せあつまっています。東海道線の高架下にある「神戸三宮高架商店街」の店々もそうですが、並行する県道21号線の南側にある「さんセンタープラザ」の店々もしかりです。

3棟が連なるこのプラザは、1970年から1980年にかけて建てられたもの。低い天井や、段差のある通路などには「昭和」が感じられます。

そして、地下1階を中心にところ狭し並ぶ飲食店。なかでも、カレーを出す店の多いこと多いこと。プラザのホームページを見ると、およそ150の飲食店があるなかでカレー店あるいはインド料理店はすくなくとも10軒以上。徒歩圏内にカレーを出す店が10軒もある街は、そうはありますまい。

ひときわ狭い店が、センタープラザ東館地下1階にある「サヴォイ」。カウンター席のみで、小さくて座位置の高い椅子が間隔なく置かれています。大きな荷物を持って入ると、置き場所は足元のみ。椅子を後にずらさねばならず、あとから入ってくる客に椅子脚を蹴られることに……。

食べる環境としては厳しいものの、客がひっきりなしに入ってきます。創業は1988年といいますから、もうすぐ開業30年。神戸市民に支持されているのでしょう。

カレーの献立は「ビーフカレー」のみ。あとは「玉子」と「ビール」があるだけ。カレーにはキャベツの千切りがついてきます。また食卓のうえには、福神漬、らっきょう、ピクルス、にんじんといった定番の添えものも。

ライスは鬱金の黄色で染まっています。そのうえに牛肉の筋が入ったルゥがたっぷり注がれています。ルゥの見た目は辛そうですが、汗が吹き出すほど辛いというわけでもありません。

ライスはややかため。しかし、ルゥとかき混ぜて食べるとすると、かためのほうがちょうどよいともいえます。

普通盛りでも大盛りでも650円。狭い店でカレーの献立はひとつだけといった究極的なやりかたで保っているのでしょう。

「サヴォイ」の食べログ情報はこちらです。
https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280101/28000095/

ちなみに、この店のホームページもきわめて簡素なもの。1ページしかありません。けれども価格以外の必要な情報はすべて入っています。
http://www.jazz-voice.biz/savoy/savoy_1.html
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