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宇宙飛行士の新しいライト・スタッフ


ここ2、3日、映画『ライト・スタッフ』のビデオを夜更かしして観ました。

この映画を観て、宇宙飛行士を目指した人も多いとか。J-WAVEのDJ・RYUさんも、映画の中の宇宙飛行士をただただかっこよく感じ、一時期自身も宇宙飛行士を目指したとのこと(敬愛する人は毛利衛さんだそうです)。

私の映画の感想はというと…。

主人公で戦闘機パイロットのチャック・イェガーと、ジョン・グレンたち宇宙飛行士の間で、ケンカみたいなものでもあるんかなと思って、そんなシーンをずっと待っていたら、ついにエンドロールが流れはじめました。orz。

イェガーはイェガー、グレンたちはグレンたちで平行線をたどるだけ。私の勘違いが悪いのですが、ちょっと期待外れでした。

映画は、ソ連がスプートニク号を宇宙に打ち上げた後、アメリカがソ連の軍事的・技術的脅威を感じた、いわゆるスプートニク・ショックの時代が舞台。ロケットの乗組員を宇宙飛行士にするかサルにするかで迷っていたなんてシーンも出てきます。当時の宇宙飛行士は、大気圏突入時の重力に耐えられる屈強な肉体と、狭い密閉空間に長く居続けられる忍耐力がとにかく求められていました。

現在のスペースシャトル計画に至っても、基本は地球で練習したことを、忠実に宇宙でアウトプットして帰ってくるというもの。シャトルという狭い空間に長く居続けられるチームワークや船長としてのリーダーシップ、また船員としてのフォロワーシップなどが重要なようです。

今年1月、国際宇宙ステーションの滞在要員として、経験豊富な若田光一さんと、昨年活躍した野口聡一さんが選ばれました。今後、飛行士が宇宙で長期滞在する機会も増えるでしょう。宇宙に行ってから行動計画を立てるなんてこともあるかもしれません。そうなれば、地球とはちがった環境を活かして計画を立てられるような創造力がより求められるでしょう。

体力からチームワークへ、そして創造力へ。宇宙飛行士に求められるライト・スタッフ(正しい資質)も、時代とともに変わっていくようです。

映画『ライトスタッフ』のDVDはこちら。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000BTCMUQ/qid=1139490696/sr=1-2/ref=sr_1_2_2/249-3474436-1822759
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