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「インデアンカレー」のインデアンカレー――カレーまみれのアネクドート(57)


大阪で長いこと店舗を展開してきたカレー店が、東京に進出しています。

「インデアンカレー」は1947年、大阪・南波の法善寺横町西で創業しました。それから、大阪に一号店を合わせて7店、兵庫県芦屋に1店を出しました。

そして2005年、東京・丸の内に、関東で初出店となる「丸の内店」を出しました。大阪で「インデアンカレー」を食べて過ごしたあと東京にやってきたカレー好きにとって、丸の内店の開店は朗報だったことでしょう。

「インデアンカレー」のカレーライスは1種類のみ。店の名前にもなっている「インデアンカレー」です。ほかには、カレールゥをかけたスパゲティやハヤシライスなどがあります。

見た目はシンプルなカレーライス。ぽてぽてっとしたルゥに、牛肉のかけらがいくつか入っています。そのルゥが、ライスにまんべんなくかけられて出てきます。

多くの人がこのカレーの特徴に挙げるのがルゥの味です。スプーンですくったルーを口に入れた瞬間、舌は甘さを感じます。ところが一瞬ののち、間髪を入れずに辛さが舌をふくむ口全体を包みこむのです。その後、辛さで充満した口のなかでは、ルゥと熱いご飯が入ってくるごとにじわじわ辛さが増していきます。

しかし、不思議と「辛くて食べられない」という限界には達しません。食べているあいだは、ほのかな種火がいつまでも口のなかで消えないような感覚になります。そして、添えもののピクルスや水を口に入れると、また不思議と最初の甘さがすこしだけよみがえります。

「インデアンカレー」の店主はこう表現します。

「一口食べると、懐かしい甘さが舌の上に拡がり、ホッとした途端に辛さの玉が弾ける、、、お客さまから『口ん中が火事や!』と言われながらもご愛顧いただいてきましたのが、私共のインデアンカレーです」

「カレーは沢山のスパイスに野菜とフルーツ、選び抜いた肉を使って、調理しております」

甘さのあと一瞬遅れてやってくる辛さがどのようにつくられるかについては多くを語っていません。店のキャラクターのインデアンも寡黙そうな顔つきをしていますが、味の秘密を知っていそうな顔でもあります。



大阪での味を東京でも味わうことができます。

「インデアンカレー丸の内店」の店舗情報はこちらです。
http://www.indiancurry.jp/shop/marunouchi.html
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