科学技術のアネクドート

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「スパイスカレー カマル」のバターチキンカレー――カレーまみれのアネクドート(47)


京都の三条通は、四条通や五条通とくらべて狭い道幅。この通りには、京都のなかでもしゃれた飲食店や服屋が建ちならんでいます。烏丸三条の交差点から東に一ブロック進んだところに「スパイスカレー カマル」というカレー専門店があります。

店は奥に細い、長屋のようなつくり。手前にはカウンター席が、奥にはテーブル席があります。厨房は奥のほうにありますが、ディナーの仕込みでしょうか、入口ちかくでも鍋でカレーを煮込んでいて、香りを漂わせます。

店が定番としているのが、「バターチキンカレー」。白い皿に、半分はライス、半分はルゥがよそわれて出てきます。テーブルに、福神漬けのかわりに置かれているのは、緑、白、ピンクなどのとりどりの色に染まった刻み漬けもの。これをライスの上に乗せます。

ルゥには、上品なデミグラスシチューのように、白いソースがすこしかかっています。そして、バターの風味が自己主張しすぎない程度にきいていて、まろやかさを醸しだしています。また、ルゥには香辛料とバターのほか、トマトも使われているようです。穏やかな味で辛くはありません。

ルゥに浸っている具は鶏肉のみと素朴。鶏肉は手ごろな大きさ、手ごろなやわらかさで、バターの風味が効いたルゥとの相性もよし。

店の名前にある「カマル」(Kamal)は、ヒンディー語で「蓮」のこと。蓮はインドの国花でもあります。うるわしい店の名前。三条の街に似合うこじんまりとした店のたたずまい。そして奇をてらわないカレー。これらの要素のバランスがとれて、カレー専門店らしさをつくっています。

ちなみに、激辛のビーフカレーなどもあります。

「スパイスカレー カマル」のホームページはこちら。
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