科学技術のアネクドート

<< 漁師の忠五郎、勇敢にも異国船へ | main | 「風がわりな足」が実験で重宝がられる >>
(2013年)1月20日(日)は「ミドルメディア・キックオフシンポジウム 生活のことばで科学と社会をつなぐ」


催しもののおしらせです。

(2013年)1月20日(日)に、東京・大塚の筑波大学文京キャンパスで、「ミドルメディア・キックオフシンポジウム 生活のことばで科学と社会をつなぐ」というシンポジウムが行われます。主催はミドルメディア実行委員会ほか。

開催趣旨によると、「ミドルメディア」とは、「『生活のことば』で科学と社会をつなぐ大切さを実感した市民による、新しいコミュニケーションの手法」。

「ミドル」とは、「中間」を意味することばです。では、なにとなにの「中間」なのか。一般的には、新聞や放送などのマス媒体と、インターネット掲示板や個人ブログといった個人媒体の中間にあたるメディアとされます。

大手の新聞社などでは対処することのできないような領域を、小さくきめ細かいコミュニケーションで埋めていくのが、ミドルメディアの役割とされます。

今回のシンポジウムでとりあげるテーマは「甲状腺検査」。2011年3月の福島第一原子力発電所事故が起きてから、放射線被ばくによる甲状腺がんが心配されています。1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故でも、おなじような心配が起きました。

実際に、福島県では甲状腺検査が実施されており、その過程では、市民を中心にさまざまな混乱や不安や不満や要望などが生まれているといいます。こうした市民の声に対して、ミドルメディアが果たせる役割とはどのようなものなのでしょうか。

シンポジウムでは、福島県立医科大学特命教授の松井史郎さん、南相馬市主婦の高村美春さん、同市「絆診療所」医師の遠藤清次さんが、話題提供します。司会は、日本科学技術ジャーナリスト会議所属で、元読売新聞編集委員の小出重幸さんがつとめます。

主催者は、「当事者の視点、現場の痛みを、顔が見える距離(マスではなくミドルレンジ)で共有し、立場の違いや専門性の壁を越えて交流する場を作りたい。そこで生まれた智惠や知見を広めたい」と、趣旨を述べています。

「ミドルメディア・キックオフシンポジウム」は1月20日(日)13時30分から17時まで、東京都文京区大塚の筑波大学文京校舎120講義室で。参加費は無料ですが、事前登録が必要です。主催者のひとつである、日本サイエンスコミュニケーション協会によるおしらせはこちらです。
| - | 21:13 | comments(0) | trackbacks(0)
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://sci-tech.jugem.jp/trackback/2634
トラックバック
CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< August 2019 >>
SPONSORED LINKS
RECOMMEND
フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで
フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで (JUGEMレビュー »)
サイモン シン, Simon Singh, 青木 薫
数学の大難問「フェルマーの最終定理」が世に出されてから解決にいたるまでの350年。数々の数学者の激闘を追ったノンフィクション。
SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
amazon.co.jp
Billboard by Google
モバイル
qrcode
PROFILE