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「琉球珈琲館」の古酒仕込み・極上あぐーカレー――カレーまみれのアネクドート(40)


那覇の繁華街といえば、県庁前と牧志をむすぶ国際通り。戦後の焼け野原からの復興を象徴する意味で「奇跡の1マイル」ともよばれています。

この国際通りのちょうどまんなかあたり、みやげもの屋やバーが建ち並ぶなかに、「琉球珈琲館」という喫茶店があります。

たてものの2階へと階段をのぼっていくと、店のなかにはアンティークショップのような雰囲気。お土産用の琉球陶器や泡盛の酒瓶、それに本などが棚に飾られています。窓の外には、国際通りを行き来するタクシーや観光客の姿が見えます。

この琉球珈琲店で食べられるカレーは、「ラフテーカレー」。メニューには「古酒仕込み・極上あぐーカレー」と書かれています。

ラフテーとは沖縄の郷土料理のひとつで、三枚肉を使った豚の角煮。琉球王朝の宮廷料理だったとされます。琉球地方には、肉食の習慣が古くからありました。

おなじく沖縄では名産の鬱金(ターメリック)に染まったライスがこんもりとよそわれています。さらに、ガーリックトーストとローリエ、クリームソース、それにルゥやトーストに散らされた葉の葉が、皿をにぎやかにさせています。

カレーの名にも付いている「あぐー」というのは、豚の品種。琉球の在来豚「アグー」の血を半分以上ついでいる豚が「あぐー」。5粒がごろごろとルゥのなかにひたっています。

スパイスは、これまた琉球名物である古酒(クース)で練り込み熟成させたもの。このスパイスを使ったルゥの味は控えめで、さほど辛くはありません。そのぶん、古酒で仕込んだという「あぐー」に染み込む豚の味がにじみ出てきます。

琉球のカレーを感じられるカレーです。「琉球珈琲館」の食べログ情報はこちら。
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