科学技術のアネクドート

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「インドカレー カーマ」のチキンカレー――カレーまみれのアネクドート(35)


カレーの印象を決める大切な要素に「粘度」があります。小麦粉、それにたまねぎや肉などの具材が溶けこんだ粘り気のあるルゥであるか、香辛料と水分だけでスープのようにさらさらとした粘り気のないルゥであるか、その度合が粘度です。

本場インドのカレーでは、北へ行くほど粘度が増してポタポタといった感触になり、南へ行くほどサラサラとした感触になります。

日本のカレー激戦地帯である東京・神保町でも、カレールゥの粘度はさまざま。なかでも、「インドカレー カーマ」のチキンカレーは、一、二を争うくらいのルゥのサラサラ度です。

白い皿にご飯が盛られます。そこにスープのようななかば透明のルゥが掛けられます。「盛られる」というより「掛けられる」という表現のほうが合っているでしょう。そして、一口で食べられるか食べられないかの大きさのじゃがいもや鶏肉がよそわれます。これにピクルスと干しぶどうのハチミツ漬けが添えられます。

はじめからご飯がルゥに浸っているので、かき混ぜる必要もありません。スプーンでご飯をすくうと、スプーンひたひたにルゥが入ります。まずは、これを口に。そして、ときどきじゃがいもやチキンなどの具も口に。たまに休憩でピクルスや干しぶどう。こうして、なかば胃にかきこむような気分で、カレーをサラサラと食べていくことになります。

辛さは、ピリリとするくらいの強さはありますが、辛くて辛くて食べられないほどではありません。このあたりのバランスは、店主の試行錯誤のうえで導き出された“黄金比”なのでしょう。

神保町界隈のカレーの粘度はポタポタからサラサラまで幅広いもの。そのなかでもカーマのチキンカレーは、サラサラを支える重要な役割をになっています。

「インドカレー カーマ」の食べログ情報はこちら。
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