科学技術のアネクドート

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「ナッシュカリーアメリカン本店」のナッシュカリー――カレーまみれのアネクドート(30)


蔵の街、倉敷発の“アメリカンカリー”が、中国地方そして東京を席巻しています。

倉敷市の中央にある美観地区から歩くこと30分。蔵のたたずまいはどこにもなくなり、広い道と田んぼとコンビニエンスストアが見えるふつうの住宅街に、カレーの香りが漂います。

西中新田にあるのが「ナッシュカリーアメリカン」本店。倉敷のカレーといえば、このナッシュカリーが代表格といわれています。倉敷市内3店だけでなく、おとなりの岡山市に2店、さらに広島県福山市に2店、さらにさらに東京の大田区にも東京本店があります。

ナッシュのカリーは“アメリカン”。献立のいちばん上に書かれた「ナッシュカリー」には、ナス、シメジ、ホウレンソウ、チンゲンサイ、それに豚バラ肉が豪快に入っています。キャンプの飯盒炊爨で豪快に具材をぶち込んでつくったよう具だくさんの内容。ご飯はターメリックで薄黄色に染まっています。

店のなかは、家族づれも多く、親子のあいだで「うまいじゃろ」「そうじゃろ」と岡山弁が飛び交っています。そして日本人の店員もみなアメリカンっぽく活気あり。

カレーのほうはというと、ルゥは辛くありません。辛さの調節は20倍までできますが、基本は甘口です。これは、野菜などの具の味を立たせるための作戦かもしれません。この店は、契約農場から仕入れた、農薬や化学肥料を使わない米や野菜を使っています。

ルゥは脇役で、むしろ野菜とターメリックライスが主役。野菜と肉と米の強い個性を、カレーのルゥが結びつけているようです。

日本のカレーといえば、本場インディアンか、輸入元ヨーロピアンか、ご当地ジャパニーズが主流。アメリカンをコンセプトに打ち出したカレーはめずらしいものといえます。

ルゥが“激辛”だったり、野菜が見えないほど溶けこんでいるようなカレーにあらず。辛さでは勝負せず、見た目でも具を多くしているあたりに、アメリカンな雰囲気が漂います。

「ナッシュカリーアメリカン」のホームページはこちら。
倉敷本店の食べログ情報はこちら。
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