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「エチオピア」のチキンカリー――カレーまみれのアネクドート(16)


JR御茶ノ水駅の御茶ノ水橋口から、明大通りの坂を下り、明治大学を超えた駿河台下の手前に、カリー専門店「エチピア本店」があります。

住所は東京都千代田区神田小川町。カレー店の“メッカ”神保町のとなり街ですが、カレーマニアにとってはエチオピアも「神保町のカレー屋」の重要な一角をなす店。

場所的にも位置づけ的にも中心ではないものの、神保町のカレーを語るうえでは欠かせない存在。1980年代の巨人軍でいえば、さながらシュアに脇を固めた淡口のような存在です。

「エチオピア」の名にちなんでアフリカンなカレーを売りにしているのかといえば、そういうわけではありません。店名は、開店当時の1988年ごろ扱っていた「エチオピアコーヒー」が評判だったため、これを店名に下とのこと。12種類のスパイスを配合した、インドカレーと日本カレーの中間的なカレーです。

献立の一番目にあるのが「チキンカリー」。辛さは中辛の「0」から、1倍、2倍、3倍……と続き、75倍まで選べます。

このエチオピアのカレーは、ご飯とルーのペース配分が比較的むずかしいカレーといえます。ライスの量が普通でもかなり多く、具もチキンカリーの場合、鶏肉やピーマン、豆などがごろごろでルウは若干すくなめだからです。

そのため、「ライスとルウ」の組み合わせだけを考えて食べるとライスが余ってしまうことに。何度か「ライスとルウ」の組は横に置いておいて、「ライスと具」のみの組で食べることにより、ライスが余らずに食べ終わるような算段です。あるいは、あらかじめ「ライス少なめ」や「ライス半分」と注文する通も。

ルウの味のほうは、本来のスパイスによる辛さが来る前に、長時間煮込んだ野菜の味が先行し、このふたつの組みあわせが直接的に舌に訴えかけます。ルウに使われている野菜は公開されていませんが、トマトをかなりの量、使っていそうです。

スパイシーなルウ、ごろごろした具、そして量の多いライスが三位一体で均衡のとれたカリーライスです。

カリーライス専門店「エチオピア」のホームページはこちら。
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