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“差”の縮小に“社会進出”の指摘


きのう(5月31日)は、世界保健機関が定めた世界禁煙デーでした。日本人の禁煙率のここ十数年の推移のなかでとりわけ指摘されることが、20歳代や30歳代の女性の喫煙率が増えているということです。

厚生労働省の「国民栄養の現状」によると、1987年の20歳代女性の喫煙率は8.9%。その後1995年に21.3%と頂点をむかえ、2006年は17.9%となっています。また、30歳代女性は、1987年で11.7%だったのが、2005年に19.4%と頂点をむかえ、2006年は16.4%となっています。

同世代の男性のほうが喫煙率自体は圧倒的に高いのですが、たとえば20歳代で、同じ期間に62.3%から45.1%、30歳代で65.4%から53.3%へと減りつつあるのとは対照的です。

この背景にはさまざまなことが考えられそうですが、ひとつ、女性の社会進出が関係しているのではないかという指摘が専門家から上がっています。すでに、女性の社会進出がかなりの度合で進んでいるデンマークやスウェーデン、英国などでは、男女別の喫煙率はほぼ1対1になるといいます。フランス、ドイツ、ベルギー、カナダ、米国、オーストラリアなどの国も、男女比は1.2〜1.3対1といった具合です。

日本も女性が社会進出をするに従って、喫煙率が年々上がっているのではないかという指摘です。ではなぜ、女性の社会進出が進むと、喫煙率が高くなるというのでしょう。考えられるのは、仕事中のストレス緩和などのためにたばこを吸うといったことのようです。

2006年での日本人の男女別の喫煙率の比は、20歳代でおよそ2.5対1、30歳代で3.25対1。この差は、縮まっていくのでしょうか。

参考文献
参考ホームページ
厚生労働省「最新たばこ情報 成人喫煙率」
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